5月20日 金曜日
今日は二十四節気の 小満 です。
陽気が良くなり、万物の成長する気が天地に満ち始める時季。
ここ数日、晴れの日が続きますが・・・まさに暦通りです。
ここでチョイ調べ!
なぜ「小」なのか? 「大満」ではだめなの?
農耕が主だった時代、秋にまいた麦の種などが、ちょうど穂をつける時期でもあり・・・
穂が出始めた麦を見て「今年は順調だ」と、ホッと一安心したそうな・・・
ホッと一安心=少し満足
そんな意味から「小満」というようになったという説も!
小満の頃、どんな季節なのか?
蚕起食桑(かいこ おきて くわをはむ)
紅花栄(べにはな さかう)
麦秋至(むぎのとき いたる)
当店の店先に茂る木・・・桑の木です。
大きなかっこいい葉が青々と茂り、紫色の実を沢山つけています。
「お蚕様」が食した桑の葉。
その昔は日本の産業を支えてくれた「お蚕様」
蚕の活動が活発になるこの時期は、農家の人にとっても嬉しい時期だったのでしょうね。
お花屋さんの店先に「紅花」が沢山並ぶ季節です。
花びらは染料となり、種子からは油が採れます。
女性にとって大事な「口紅」の原料。
やはり沢山咲き誇る紅花に、心躍らせてきたのでしょう。
そして梅雨が近づくこの時期は、二毛作の農家にとって
麦の刈入れに追われる忙しい時期だとか。
金色に輝く麦の穂に、喜び、感謝する頃なんですね。
季節の区切り、区切りで感謝し、時に喜び、時に嘆き・・・
でも自然界のなせる業。
誰のおかげでもなく、誰のせいでもない。
だから恨みっこ無し!
そんな時代の良さを、今少し取り入れられたら・・・と感じてます。
店内に「桑の木」を飾ってみました。
小満気分で素敵な夜を!!!
皆様の御来店を心よりお待ち申しあげます(*^▽^*)
今宵も素敵な酒席になりますように・・・・・
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